2013年 第7回Team UKYO チャレンジスクール
「ロープワーク」と「アスレチック」
今回は、チャレンジスクールの初プログラムとして「ロープワーク」と「アスレチック」を行いました。
アスレチックの会場は小田原市にある、フランスのメソッドに沿った「フォレストアドベンチャー・小田原」という施設で、命綱となる「ハーネス」を着用して行う本格的なものです。地上10mの高さから飛び降りる体験はなかなか無い事ですので、大人達が怖がって進めないのを、子供達が励ます。という面白い光景も多々見られました。
【開校式】
秋晴れの、風の爽やかな森の中で開校式が行われました。久々に、Team UKYO チャレンジスクールでは、「どんな目標に向かってチャレンジして欲しいのか」「諦めないことの大切さ」などの話を片山校長先生からあり、皆さんピリッとしたようでした。
【森の話】
アスレチックのオーナーで、森の所有者の辻村さんが、現在の日本の森林についての現状や問題、その問題を解決するために作ったこの施設のことなどについて、紙芝居を使って丁寧にわかりやすくお話してくださいました。
沢山の木を利用して作られているアスレチックフィールドでしたが、一本の木も傷める事なくきちんと整備されて、保護されているのがよくわかりました。
【アスレチック】
ハーネスを装着して安全ロープの使用説明を聞きながら早速チャレンジ開始しました。
高所恐怖症の大人が多く、かなり怖がっていましたが、子供たちが見ている手前、かなり頑張っていた様です。
そんな中、子供達は「怖~い!」と叫びながらも、楽しそうにどんどん進んで行きました。
【山の話】
午後は、片山校長が実際に世界の山々で使用していた道具や写真を見せながら、使い方や、エピソードを交えて話しをしました。
参加者全員初めて見る道具に興味津々で、真剣に聞いていました。何層にもなった靴、ザイル、カラビナ、氷壁を削る道具やピッケルなど、山を登るには、こんな道具を担いで行くということも分かり、その重さにびっくりしていました。
【ロープワーク】
14種類の結び方を学びました。最初は初めて掴むザイルの硬さに戸惑っていましたが、スタッフのデモンストレーションを見ながら一生懸命覚えていました。
最後には何も見ないで全種類出来てしまう人もいましたが、非常事態にも必要な「エイトノット」「ダブルエイトノット」「ボーライン」の基本の三種類は全員マスターしました。
最後にその3種類を使ってチーム対抗リレーをしたときはかなり盛り上がりました。
【閉校式】
大人も子供も精一杯頑張った一日の最後は、閉校式です。全員が頑張った証に右京校長の写真入りの修了証と、特に頑張った3人にはメダルも授与されました。全員初めてのメダルだったので、とっても嬉しそうでした。
校長先生からは、「新しい事にチャレンジするときは、最初は怖いかもしれないけど、それをクリアした時に、また新たな自信につながっていくんだ。」という話に、みんなキラキラした目で頷いていました。
次回も苦しく楽しいチャレンジスクールを頑張ります!