4月10日から14日まで、インドネシアのバリ島で
日本プロサーフィン連盟2013年第一戦ガルーダ・トラベルシーンプロがありました。
今回は1ヶ月前から現地入りして練習しました。
大会会場のクラマスは地面が岩のポイントで、波の崩れ方に特徴があるのでその特徴を掴めるように色んなコンディションで練習しました。
潮が引いていて波が小さい時には、すごく浅いところで波が崩れてきて転ぶと擦り傷や切り傷をしたり、ウニが刺さったりするので
大会の時に重要な「攻めて、でも転ばないサーフィン」の練習ができました。
何回も入っているうちにだんだん波が来る場所も分かってきて自分でも毎日上達を感じるほどでした。
練習しているうちに、あっという間に大会期間に突入。
大会初日はアマチュアの予選があり、プロ本戦は行われませんでした。
私は去年JPSAにはあまり出なくて総合ポイントのランキングが低かったので今年はラウンド2からだったので自分の出番は2日目からだと思ったのですが波が大きくて2日目も3日目も男子をやって、女子ラウンド2はありませんでした・・・・
毎日夕方試合が終わるまで、いつやるか分からない状態で常に気を張っていなければならなかったのですごく疲れたし私は大きい波が得意で、その一番自信のある波が目の前にあって大会期間中にも関わらず自分のヒートができなくて悔しかったです!!!
ついに4日目には自分の出番が回ってきました。
毎日朝は波が小さいのですが、私のヒートの時は波が少し大きくなってくるかもしれない微妙な時間帯でした。
私は大きい波に乗ることができれば絶対に勝てる自信があって前のヒートまでコンスタントにちょっと大きくていい波が入ってきていて
いつもならどんどんその波が増えていく傾向だったので最初から大きい波狙いでいきました。
でもヒートになったら読みとは違いウネリもほとんどない状態に。。。
今までのデータを信じて待っていたらいい波がきてとりあえず、まあまあいいライディングができたので、絶対もう一本来ると信じて待っていたのですがそれっきり大きな波は来ず、小さい波を乗っていた選手に逆転負け・・・・
それだけでも、ものすごく悔しいのに試合終了と同時にすごく大きくていい波がたくさん入ってきました。
あと3分だけでも始まるのが遅ければ・・・・・!
今回の試合ではデータは間違っていなかったけどタイミングが合わなくてもう一本波に乗れなくて負けました。
今度はもしも入ってこなかった場合など色々なパターンの作戦を立ててこういう負け方はしないようにしたいです。
次の大会まであと2ヶ月あるのでたくさん練習して今後こそ自分の実力を見てもらえるように頑張ります!
北沢嶺奈