Cycling

UCI ツールド北海道 第3ステージ

2012年9月21日

ツールド北海道 3ステージ 美瑛札幌 198km

第3ステージの今日は、パッチワークの路、マイルドセブンの丘など、観光名所が散りばめられた美しい美瑛町をスタートし札幌へ向かう198㎞。
昨日のレースで辻選手(TeamUKYO)がリタイアした為、チームは狩野、嶌田、倉林以上の3選手での出走となりました。
開始直後からTeamUKYOの各選手も活路を見出そうと積極的にアタックを仕掛けるも、リーダージャージを擁するTeamNIPPOが序盤からハイペースで集団をコントロールした為、逃げ集団が形成されないまま最初のKOMへ向かいます。
このKOMへの登りでは山岳賞争いが行われ、それを切っ掛けにアタックする選手が出るものの、TeamNIPPOや途中のホットスポットで設定されているボーナスタイムで総合のタイムを稼ぎたいマトリックス・パワータグがコントロールし吸収。
大きな動きが無いまま64.4km地点の最初のホットスポットへ向います。
ここでは総合でタイムを稼ぎたい選手がスプリント争いを行いましたが、この後も目立った動きはありません。
TeamUKYOも集団の中程で3人で固まってレースをこなします。

143.8㎞地点のKOMへの登りでは、総合上位に着けている宇都宮ブリッツェンの増田選手らがペースを上げたため集団が割れるキツい展開になり、狩野選手、嶌田選手が前方で登りをこなしますが、倉林選手がやや後方に取り残される形となってしまいました。
その後、海沿いの海岸線まで下るとフィニッシュまで残り40㎞程。

169.9㎞地点のホットスポットでは、再び総合争いの選手らが動きを見せますが、その後は札幌市モエレ沼公園に設置されたフィニッシュへ向けてペースが上がります。
集団内では狩野選手と嶌田選手が数的不利ではあるものの、好位置をキープ。
残り5㎞を切ってから散発的なアタックはあるものの、大集団のままスプリントへ。本来ならば辻選手のアシストを務めるはずだった嶌田選手と狩

野選手が協力し合い、最後のストレートへ。 結果、ステージ優勝はリーダージャージのリケーゼ・マキシミリアーノ選手(NIPPO)が自らの手でステージならびに総合優勝を決めました。
TeamUKYOは嶌田選手の15位が最高位となりました。
また、3日間の総合成績では、狩野選手が総合17位でレースを終えています。

 

【第3ステージ リザルト / 出走73名/完走67名】

〔ステージ順位〕

1位 リケーゼ・マキシミリアーノ(TeamNIPPO)4h38m32s

2位 ニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング)st

3位   小室 雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)st

4位 窪木 一茂(マトリックスパワータグ)st

5位 廣瀬 佳正(宇都宮ブリッツェン)st

6位 ショーン・マズィク(ジェリーベリー・サイクリング)st

15位 嶌田 義明(TeamUKYO) st

28位 狩野 智也(TeamUKYO) st

55位 倉林 巧和(TeamUKYO) +9m30s

 

〔チーム総合時間賞〕

1位 宇都宮ブリッツェン 37時間46分12秒

2位 ブリヂストンアンカー +05s

3位 TeamNIPPO +48s

11位 TeamUKYO +29m53s


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